前輪がパンクだと聞いていたのだが
実際に見ると前も後ろもペッチャンコで
空気を入れてもすぐに抜けてしまうほどになっていた。
やむなく自転車を乗らずに押して、
数キロ先の行き着けの店まで行くことになった。
一番近い店とはいえ、けっこう長い距離を歩く。
まあ乳母車を押すお婆さんの散歩みたいな要領で
不用品回収のリハビリを兼ねてみたのでそう苦痛ではなかった。
さて自転車屋さんに到着した私は、
いつもパンク修理でお世話になっている店長さんに
さっそく相談してみた。
予算的にあまり贅沢はできないが、
せこくチューブの穴ふさぎだけやってもらっても
すぐ再発しそうな予感がするのだが、どうだろうか。
すると店長さんは前後のタイヤを調べ、
特に前輪のタイヤの破損がひどいことを指摘。
いわゆる自転車のタイヤの構造は、大きく分けて
地を蹴るタイヤの部分と、中にあるチューブの部分からできている。
パンクはチューブの破損穴が原因なので、
これを塞げば基本的には修理は完了する。